マンハッタンがあるニューヨーク市が6月22日(月)からフェーズ2に入り、手レス席での食事が出来るようになります。またエッセンシャルワーカーと呼ばれる職業以外の人もオフィスへの出勤が可能となります。
【街の様子は?】
ニューヨーク州の郊外では既にフェーズ2となっており、外で食事を楽しむ人を見かけます。
こちらは、マンハッタンより先にPhase2になったJersey Cityの様子です。
ずっと家にいて我慢していたのと、最近暖かくなり外に出たい人が多くフェーズ1になったとたんに外に出歩く人が急に増えました。
またアメリカは一部を除き外でお酒を飲むことは禁止されています。しかし最近はテイクアウトのお酒が許可されたため、テイクアウトのカクテルやビールを道端で飲んで楽しんでいる人が多くいます。
警察も近くにいるのに、何も言いません。
日本であれば、ルールはルールとすぐに取り締まられてしまいそうですが、臨機応変なのはアメリカのいいところなのでしょうか?
【失業率がとても高い?!】
コロナの影響を受けて、アメリカの失業率は13.3%とかなり高くなっています。
個人的にこの数字が正確なのか疑問に感じています。
①実際はもっと低いのではないか?
今回ニューヨークでは多い人で月に4,000ドルほどの失業手当がもらえるそうです。そのため中には色んな噂を聞きます。
知り合いの話では、エッセンシャルワーカーで仕事があるにも関わらず感染したくないと出勤をせずに失業保険ももらっているという話をよく聞きます。(レストランなど)
また雇い主もテイクアウトのみしか出来ないため給料を支払うことが難しく、ウエイトレスなどを一時的に解雇とし失業保険をもらってもらうようにしているところもあるそうです。
中には、現金で給料をもらい失業したことにして失業保険ももらっているという話も聞きました。
②実際はもっと高いのではないか?
ニューヨークでは不法移民や学生ビザで来て不法で働いて学費を稼いでいる人が多くいます。
そういう人たちはソーシャルセキュリティー(マイナンバーの様なもの)を持っておらず数には入っていないのではないか?と思われます。
不法で滞在や働いている人はサービス業が多いため、コロナの影響を大きく受けていると思います。
会社の取引先や友人などでも、解雇されたという話も聞くので失業率が高いことは間違いないと思いますが数字が正確な数字なのかは個人的には疑問に感じています。
【マスクや消毒液は購入できるようになったのか?】
マスクは5月半ば位からお店で見かけるようになりました。しかし価格が何と、1枚で1ドル!!!使い捨てで1ドルは出せないと思いしばらく日本から送ってもらった布のマスクを使っていました。
チェーン店のドラッグストアーなどは価格を値上げすることは禁止されているのですが、個人商店などはルールがないためかなり強気の価格で販売されています。ただ、ドラッグストアーに行ってもマスクはまだ売られていないため高い値段で購入するかオンラインで購入するかのどちらかとなります。
Amazonでは$30/50枚程で販売されており、日本より高いなという印象です。
消毒液は6月になってからドラッグストアーなどでも見かけるようになりました。ただし1人1個までと決められています。
私も外に出る時は必ず持ち歩きこまめに消毒をしています。今年1年は消毒液を持ち歩く生活が続きそうです。
【ホームレスが増えている】
個人的な感想ですが、仕事でマンハッタンを車で通ることが多いのですが信号待ちをしているとホームレスの人がよく寄ってきます。
以前はそこまで多くなかったように思うのですが、コロナで失業してしまった人や家賃が払えずに家を追い出された人が増えているのかもしれません。
※ニューヨークでは家賃が払えない人を追い出すことは禁止されています。
街から人が減りお金を貰うことが出来なくなって来ているのも影響しているかもしれません。
シェルターなどの安全な場所に入ることが出来ればいいなと思います。
【美容院に行きたい人が多い】
オフィスでは(特に男性が)早く美容院で髪の毛を切りたいと話をしているのをよく聞きます。
3か月近く美容院に行けないと、髪が伸びて皆早く切りたくてしょうがないみたいです!中には家族に切ってもらったという人も出てきており、オフィスの人は皆ユニークな髪形になっています(笑)
フェーズ2になれば、予約をして美容院に行くことができるのでしばらくは美容院は大忙しとなりそうですね!