コロナ時期でも成功した転職&給料UP in NY

コロナ時期にニューヨークで転職が成功した体験談と、どんな流れで転職出来たをお話します。

転職を考え始める

現職場環境がそこまで悪かった訳ではなかったのですが、テレビ関係の仕事だったので、出張が多く、ロケの状況によっては、睡眠時間が削られることもありました。さらに、給料も安めだったので、どんな転職先があるのか、探し始めました。それが、今年2020年2月最後の方でした。

就職/転職エージェントを選ぶ

アメリカでの就職、転職を考えている人は、リクルートエージェントを探す事をおすすめします。直接会社にレジュメを送ってというやり方もありますが、ツテがない場合は、エージェントを通した方が早く、そして、自分のスキルにあった会社に就職、転職することができます。さらに、ジョブ・オポチュニティーがある会社でも、一般的には応募をしていない会社などもあります。

日系エージェントのおすすめはこちらをご覧ください。こちらすべて、エージェント費がかかりません。雇用が決まった時点で、求人を出しているる会社が、エージェントに費用を支払います。そのため、仕事探す側に費用がかかってきません。

エージェントから就職までの流れ

①エージェントとスカイプ面接

この時、以下の事をエージェントに伝えます。

・自分にどんなスキルがあるのか

・どんな職歴があるか

・どんな就職先を探しているのか(就職時期、給与、どんな産業で働きたいのか、保険体制などの条件)

・どんな就職先を探しているのか

・転職の場合は、前の職場でどんな事をしていたのか

・履歴書(レジュメを提出)

※日本のように手書きの履歴書や、詳しい学歴などは必要ありません。

※基本1枚にまとめる(2枚以上のものは、ほぼ読んでもらえません。このような事は、アメリカの大学で就職前に学ぶものなので、日本で大学を出ていれば、知らなくてもおかしくはありませんが、このような小さな事で就職先が変わってくるのであれば、知っておくに越したことはありません。

②エージェントからマッチしていそうな会社を数社紹介してもらいます。

この時、会社名は教えてもらえません。面接が決まった時点で教えてもらえます。

※条件と、仕事内容をしっかり読みましょう。

※会社名は教えてもらえくても、住所などが乗っている場合があるので、ネットでしらべてたら、会社名がわかる場合もあるかもしれません。

③紹介してもらったものの中から面接に進みたい会社を選び、エージェントに伝えます。

転職先を選ぶ時が一番重要です。一回面接をすると相手側のリズムに流されてしまう可能性もあるので、自分がどんな会社なら働きたいと思えるのか考えましょう。

転職先の選び方

最初に就職した会社は、とてもよかったのですが、今考えれば、もうちょっと高い給料で始める事もできたなと思いました。アメリカで就職したことがなかったので、どこでもいいから受かりたいという気持ちもあったので、かなり下手に出た給料条件、年収3万ドルで出しました。単純計算、3万÷12ヶ月÷4週間÷5日÷8時間だと、時給が15ドルになります。ニューヨークの最低賃金と同じです。さらにここから税金が取られて、手取りはもっと少なくなってしまいます。

就職してからだと、ネゴシエーション力がないとなかなか給料は上がりません。なので、あまり下手に出過ぎると、安く使われてしまうので、気をつけましょう。

面接の準備

特に転職の場合、面接時間に気をつけましょう。可能であれば、自分の仕事時間外で面接が可能か聞きましょう。ロケーションが、今働いている会社から近ければ、昼休みなどを利用してできるかもしれませんが、そううまくはいきません。しかし、先方にも事情があるので、無理な場合は、上司にばれないように休み、もしくは時間を確保しましょう。

私は最初の面接が1時ごろだったので、バッグにスーツと靴と面接ようのバッグを全て入れて出社し、歯医者に行くといい時間をもらい、会社のビルの1階のトイレで着替え、化粧をして向かい、終わった後はまた同じトイレに入り、普段着に着替えて仕事に戻りました。

2回目の面接事は、すでにコロナが蔓延していたので、直接ではなく、ズーム面接になりました。

2回目の面接は3月中旬になり、2時面接はズームで行われました。現職場でもリモートワークになり、転職先のスタッフもリモートワークを初めて少したった頃でした。

現職場 vs 転職先

転職先をエージェントから何社か紹介され、1社面接をし2時面接に進めることが分かった時点で、現職場と転職先とを比べるため、現職場の上司に給料を(転職先になりそうな会社が提示している数字になるべく近づけて)上げてくれるよう交渉しました。もし、劇的に給料を上げてくれれば、もう一度転職を考えようと思っていました。しかし結果、思い通りの結果にならなかったので、将来の事も考え、次のステップに踏み出すため、転職しようと決意しました。それが、3月前半から中旬の事です。

転職先の2時面接の結果が出る日に合わせて、現職場の上司に給料を上げてくれるのかどうかの結果が知りたいと上司にお願いし、タイミングをどうにか合わせました。この時の駆け引きが一番難しかったかもしれません。もし、転職先に雇ってもらえる可能性が低ければ、現職場で「給料をあげてくれ」といって印象を悪くしたくなかったという思いもあり、2時面接が決まった時点で可能性がある!と思い、現職場の上司に給料の話をしました。

現職場に退職を伝えるタイミング

転職先から採用が決まり、契約書、Job Offer letterに自分と会社が両方サインした時点で上司に伝えましょう。アメリカでは2週間前が基本的です。しかし、現職場の人との関係もあるので、可能であれば転職先に事情を伝え、3週間から1ヶ月ほど前に伝えられるのが理想ですが、そう上手くいかない場合もあると思います。その場合は、2週間前でも問題ありません。

現職場の雇用契約が ”employment at will” なのかチェック

Employment at will とは、「任意に基づく雇用」という意味で、簡単に言うと、従業員も雇用主も、いつでも理由なく退職/解雇できる雇用であるという意味です。以下のような文章がjob offer letter に書いてあれば、極論「今日やめます」でもオッケーだと言うことです。しかし、アメリカでは基本2週間前であることも覚えておいてください。同じく会社側もいつでもクビにできるという事です。

— retains the right of employment at will. This means that you may resign from the Company at any time and for any reason just as the Company may terminate your employment at any time with or without cause. —-

○○○会社は、任意に基づく雇用体系です。理由の有無にかかわらず、雇用主がいつでもあなたの雇用を終了できるのと同じように、いつでも、いかなる理由でも従業員は会社を辞任できることを意味します。

私は3週間前を目指したのですが、転職先が早く入社してほしいという事だったので2週間にしました。2週間以下は無理ですと伝えたら、理解してもらえました。日系の会社だったので、後ろめたい気分はありましたが、はっきりと意思を伝えてたら、問題なく、わだかまりもなく退職できたと思っています。

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