J1ビザの企業選び(有給インターン)

J1ビザ

私の体験談を交えて、J1ビザでアメリカで働く際の企業選びのポイントをご紹介したいと思います。
企業選びは基本的にビザの手続きをお願いする、エージェントから紹介される企業から選ぶことになりますが、中には自分で企業にコンタクトをして探してくる!という方もいるようです。

仕事内容

私の会社で仕事内容が思っていたものと違ったため、会社と揉めた人がいました。ビザ取得の際の書類にトレーニングプランが記載された書類がありますが、そこに書いてある内容が必ずしも実際のトレーニング内容とは限りません。
やはり、ビザが通りやすいように書類上書いている事も多いです。
ですので、口頭で仕事内容は自分が納得するように確認しておきましょう。
エージェントの人は様々な案件を抱える中やり取りをしているので、細かい認識の違いなどが発生する可能性があるので可能なら企業さんとの面接の際などに企業の方に直接確認をしましょう。
私のエージェントの場合、日本のオフィスとNYのオフィスの担当者は異なり又聞き状態だったので面接時に色々と確認をしました。

報酬(給料)

J1ビザは正式には仕事ではなくインターンシップなので、報酬となります。
そのため、最低時給を貰えない場合も多くあります。(特にNYは最低時給が15ドルになり、人件費がかなり企業を苦しめているようです。)
私の場合は、13ドルでしたが途中から14ドルに上げてもらうことができました。
なので、頑張り次第では最初の条件から上がる可能性もありますのでその辺りも確認しておくといいでしょう。
また、残業の有無や残業代は支払ってもらえるのか?等も確認しておきましょう!(J1は基本的に週に40時間働くことは禁止されているので、面接時は絶対に残業があることは言ってはいけません。)
また、私がインターンをしていた企業ではインターンにはボーナスはありませんでしたが、中にはインターンにもボーナスが出る企業もあるようです!
NYは本当に物価や家賃が高いので、大切な収入に関しては確認しておきましょう。

私は自炊をして、平日は外食もほぼしない節約生活をしていますが1500ドル程は生活費で消えていきます。
そこに旅行や買い物をすると、出費もさらに膨らみます。
営業中に気軽にカフェに行ったりランチを食べたりできず、生活レベルを落とすことが最初はすごくストレスを感じていましたが、慣れてくればやりくりをしながら生活が送れます。
スタバもラテを頼むと6ドル位して、日本だとランチが食べられる金額に驚きました!

家賃を700ドル
食費(自炊)200ドル
日用品 50ドル
交際費・外食 300ドル
携帯代 45ドル
交通費 132ドル

オフィスの場所と通勤方法

私の会社は駅から離れており、車でピックアップしてもらいオフィスまで行っています。他に紹介してもらった企業もNJにあり、車が必要なエリアだったりする企業もあったので通勤方法は要確認です。
住む場所や交通費にも影響してくるので大事なポイントです。
NYと言えばマンハッタンのオフィス街!!とは限りません

J1終了後のビザサポート

私がインターンをしていた会社はJ1終了後に、頑張って働いていれば就労ビザをサポートしてくれるとのことだったので、それを期待してその企業を選びました。
他にも数社ビザサポートしてくれる企業がありましたので、エージェントの方に確認してみるといいでしょう。
企業がサポートしてくれても、ご自身の経歴上就労ビザが取れない場合もありますので事前にその辺りも確認しておいた方が安心です。
また、その対象企業が今までにEビザをサポートした事があるかも確認が必要です。企業自身がEビザを発行できないまたは、発行するための登録をしていない可能性もあります。
※そして、企業がビザをサポートしてくれても実際にビザが取れるかは分かりません。なので過度に期待しないように、自分の中で色々な選択肢を持っておくようにしましょう。

英語を使う頻度

NYで仕事をすると聞くと、アメリカ人と英語で毎日会話をして英語力を磨けそう!と思いがちですが日本人が多いNYでは日系社会の中で完結する仕事がたくさんあります。
そのため私もオフィスでは9割日本語、お客さんも7割日本語なので英語を話す機会は正直少ないです。職種などによっては逆に英語漬けという場合もあるかもしれませんね!

注意点①

あまり言いたくないのですが、人件費が上がり就労ビザが取りにくくなっているNYでインターン生を安い労働力として扱っている企業もあると聞きます。
どうしてもNYで生活したい!と思う方と安くで日本人に働いてもらえるという企業とのWinWin状態ですが、はやり本当にそれが自分のために正しいことなのか?よく考えてみてください!
私の場合、駐在員や正社員と同じような仕事をしているのに最低賃金ももらえない(コンビニのアルバイト以下?)しか貰えないという葛藤が常にありました。
南米出身で日本語も英語もあまりしゃべることが出来ないのに、私よりも稼いでいる人も居る。。。。
街では不法移民なのに、ばれずに働き私より稼げている。と思い毎日インターンに来てよかったのかと悩む日々がありました。

ただ、
安いお給料でも経験が得られるなら!
学校に行くよりは、学費を払わなくていいので出費が抑えられる!
日本でバイトするよりは稼げる!
と考えるとお得な気もしますね。
価値観はそれぞれなので、ご自身でよく考えてみてください。

注意点②

応募条件に差異が無いか確認する。
エージェントの方から教えていただいた時給と実際に働き始めてもらった時給に差があり、想定していたより収入が少なかったという話を聞きました。
条件が変わっている場合や、担当者の認識の違いが発生する場合があります。
書類上に書いてある条件でも、再度確認をするようにしましょう。
仕事内容も大切ですが、生活する上で勤務条件はとても大切です。
NYは正直お金が無いと楽しくないです!

【就職やJ1ビザに関する記事】

J1ビザ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA