アメリカでの日本の婚姻届けの出し方

日本での結婚からアメリカ、特にニューヨークでの手続きの仕方について、体験談を交えてお話します。

私は日本とアメリカの2重国籍を持っていて、
日本で結婚して、アメリカで日本の婚姻届受理証明書を提出しました。

①婚姻届受理証明書発行
②日本のパスポート名前変更
③アメリカのパスポート名前変更←これしなくていいです!
④渡米後、銀行口座開設で問題発生
⑤ソーシャル・セキュリティー・カードの名前変更
     

①婚姻届受理証明書発行

まず、日本で婚姻届を提出し、同時に婚姻届受理証明書というものを発行してもらいます。

500円くらいだったと思います。

↓これが婚姻届受理証明書です。

      

②日本のパスポート名前変更

次に、日本のパスポートの名前変更をしました。

住民登録のある都道府県のパスポートセンターで行います。

私は当時高知県に住んでいて、
高知県庁パスポート窓口で名前変更の手続きをしました。

    

③アメリカのパスポート名前変更←これしなくていいです!

日本のパスポートの名前変更が完了した時点で、アメリカのパスポートと名前が異なるので、

アメリカのパスポートの名前変更もしなければならないと思うと思います。

私もそう思い、変更しました。
  

アメリカ大使館、もしくは領事館で変更可能です。

私は元々東京に住んでいて、両親も東京なので、東京のアメリカ大使館で行いました。日本の婚姻証明書を日本語のまま提出して、2週間位でですぐに新しいパスポートが届きました。

※事前にオンラインで予約が必要です。
参考:アメリカ大使館・領事館、記載事項の変更、訂正

しかし、これ必要ないです!

日本とアメリカのパスポートは一致してなくて問題なし!

日本とアメリカは違う国ですし、日本のパスポートとアメリカのパスポートの名前が一致しなくても、問題はありません。

アメリカは夫婦別姓が、あたりまえ。

なので、名前を変える理由が全くありません。

変更の必要がない上に、
この後ソーシャル・セキュリティーなどの手続きも必要になって、
後でかなり後悔しました。

しかし、私はそんな知識がなかったので、
日本とアメリカのパスポートの名前は一緒の方がいいだろうと思い、アメリカ大使館に行き、アメリカのパスポートも名前変更しました。
    

④渡米後、銀行口座開設で問題発生

就職先が決まっていた私は、すぐに給料を振り込むための銀行口座を開かなければならなくなりました。

そこで、アメリカのパスポートをIDにして開こうとしたら、ソーシャル・セキュリティー・カードの提示を求められ、見せたところ、苗字が違っているため、銀行の口座開設が出来ませんでした。

パスポートとソーシャル・セキュリティ・カードの名前は一致すべき

勤め先に事情を話したら、日系の会社だったので、提携している銀行があり、そこにレコメンデーション・レターを書いてもらって、日本のパスポートをIDにして口座を開設しました。

しかし、ここで私はソーシャル・セキュリティー・カードの名前が他のIDと違うと困るんだと知り、パスポートではなく、ソーシャル・セキュリティー・カードの名前変更手続きをしようと思いました。

⑤ソーシャル・セキュリティー・カードの名前変更

ソーシャルセキュリティー・カードの名前変更は、
Social Security Officeや、Social Security Administrationでは出来ません。

Social Security Card Centerでのみ可能です。

ソーシャル・セキュリティー・カードの名前変更ができる場所はNYに4か所

名前変更ができるのは、Social Security Card Center のみで、
ニューヨークに4か所、

マンハッタン、
クイーンズ、
ブルックリン、
ブロンクス
に1か所づつしかありません。

私は、間違えて、アストリアのSocial Security Officeに行ったら、以下のものを渡されました。

Social Security OfficeやSocial Security Administrationはニューヨークにたくさんあるので、気をつけてください。

入るの大変!ソーシャルセキュリティー・カード・センター

4か所しかないせいか、朝から行っても、外にかなりの人数が並んでいます。

建物内に入れても、まだ列があって、さらにセキュリティーを通ります。空港と同じ感じです。最低1時間くらいかかって実際に中に入れます。

ソーシャルセキュリティー・カード・オフィスは2階にあり、エレベーターで上がって、機械に名前とソーシャルセキュリティー番号を入力したら、番号付きの紙が出てくるので、番号が呼ばれるまで待ちます。

時間に余裕を持って、行く事をおすすめします。

婚証証明書の英訳は必要

婚姻届証明書・離婚届証明書または戸籍の英訳は、翻訳機関もしくは日本領事館などでやってもらってください。

  →英訳は日本領事館がおすすめ

  英訳のための翻訳機関は、日本領事館をおすすめします。
  料金は11ドル
  ⏩NY日本領事館

しかし、これはあくまで、ソーシャル・セキュリティー・カード・センターの窓口の担当者が読めるようにするためのものです。

実際は、こちらが提出した英訳は使わず、機関側が英訳をするものだそうです。

なので、おそらく提出した英訳の書類は、必要ないと返されます。

それでも、窓口の人が、この日本語の書類を機関へ通しても良いものと判断するための資料として、必要です。

つまり、窓口の人のためのみの、英訳資料です。

恐らく英訳を担当者に提出すると、
英訳はこっちでやるから、いらないと言われます。

これは体験談ですが、婚姻届けを出した時、英訳はいらないと言われたので、
離婚届を出す事になった時、英訳を付けずに提出したら、受け取ってもらえなかったからです。

記載事項変更のフォームと一緒に提出

なので、記載事項変更のフォームに記入して、婚姻証明書と一緒に提出しました。

あらかじめフォームを印刷して記入して持っていくと、時間短縮になると思います。以下のリンクからダウンロード出来ます。
Social Security Card 記載事項変更フォーム

新しいソーシャルセキュリティー・カードの送り場所は、勤め先にしました。
自分の家はシェアハウスだったので、心配でそうしました。

2週間かかると言われて帰りました。

しかし、
2週間後、数日たっても、なんの連絡もないので、再度ソーシャルセキュリティー・カード・センターに行きました。

全く同じプロセス経て、担当の人に「まだ来ないんだけど」と言ったら、

SSオフィサー:「訳をこっちでするなら、どれくらいかかるか、分からないよ」

SSオフィサー:「まあ、最低3週間はかかるね」

私:「今から3週間?」

SSオフィサー:「そう」

私:『まじか!冗談でしょ!?』ってなりました。
   

3週間後、会社にちゃんとカードは届きました。

アメリカあるある:担当者によって言う事が違う

銀行や、政府機関、色々な機関で言える事ですが、
アメリカは担当者によって言う事が異なる事がよくあります。在米日本人の間では、あるあるです。
日本と違って、政府機関の制度がちゃんとしていないからです。

もしかしたら、私は運が悪かっただけかもしれません。
訳を付けて来いと言う担当者もいるかもしれません。

余談ですが、
アメリカ人って、結構我慢強いなっていつも思います。
世界の先進国でありながら、全くスケジュール管理などがちゃんとしてません。政府機関も、家の工事とか、インターネット設置などに、必要以上に時間がかかって、「担当者が今日は風邪だから今日は何もできない」とか日本ではありえない事がザラに起きます。

しかし、はっきり言って、アメリカのパスポートの名前を変えなければ良かったと本当に後悔しています。

なぜなら、1年後離婚したからです。

同じどころか、もっと作業は複雑化します。。。

個人的な意見としては、なにより日本は夫婦別姓を認めるべき。。。

以上になります。
当たり前な事ですが、日本とアメリカは全く違う国で、制度も異なります。日本と違って、アメリカでのペーパーワークは色々なハードルが立ちはだかりますが、我慢強くやっていけば、目的は達成できると思います。頑張ってください。

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