ソーシャル・セキュリティー・カード(SSC)名前変更方法

結婚離婚でソーシャル・セキュリティー・カードの名前変更に必要なもの、変更可能な場所についてお話しします。

名前変更に必要なもの

・婚姻/離婚届提出証明書

  ※離婚の場合、戸籍でも大丈夫です
  ※発行3ヶ月以内のもの

・証明書の英訳

  ※英訳は日本領事館がおすすめ

・写真付き身分証明書

  ※US運転免許かパスポート

Social Security Card 記載事項変更フォーム

  ※カード・センターでもらえますが、こちらのリンクからフォームをダウンロードして記入していくと、時間短縮を測れます。
  

ソーシャル・セキュリティー・カードの名前変更ができる場所はNYに4か所

ソーシャルセキュリティー・カードの名前変更は、
Social Security Officeや、Social Security Administrationでは出来ません。

Social Security Card Centerでのみ可能です。

ニューヨークで名前変更ができるのは、以下の4か所のみになります。
Social Security Card Centerが、入ってる建物の住所になります。

・マンハッタン
US Social Security Administration
123 William St 3rd floor, New York, NY 10038

・クイーンズ
Queens Social Security Card Center
155-10 Jamaica Avenue, 2nd Floor, Jamaica, NY 11432

・ブルックリン
Brooklyn Social Security Card Center
154 Pierrepont St 6th floor, Brooklyn, NY 11201

・ブロンクス
U.S. Social Security Bronx Card Center
820 Concourse Village West, 2nd Floor, The Bronx, NY 10451

営業時間
月〜金:7AM-4PM
土日:閉館

オフィシャルHP:https://www.ssa.gov/

私は、間違えて、アストリアのSocial Security Officeに行ったら、以下のものを渡されました。

Social Security OfficeやSocial Security Administrationはニューヨークにたくさんありますが、名前変更できるのは4箇所しかないので、間違えないように気をつけてください。

入るの大変!ソーシャルセキュリティー・カード・センター

4か所しかないせいか、朝から行っても、外にかなりの人数が並んでいる事が多いです。

建物内に入れても、まだ列があって、さらにセキュリティーを通ります。空港と同じ感じです。最低1時間くらいかかって実際に中に入れます。

ソーシャルセキュリティー・カード・オフィスは2階にあり、エレベーターで上がって、機械に名前とソーシャルセキュリティー番号を入力したら、番号付きの紙が出てくるので、番号が呼ばれるまで待ちます。

時間に余裕を持って、行く事をおすすめします。

婚証証明書の英訳は必要

婚姻届証明書・離婚届証明書または戸籍の英訳は、翻訳機関もしくは日本領事館などでやってもらってください。

  →英訳は日本領事館がおすすめ

  英訳のための翻訳機関は、日本領事館をおすすめします。
  料金は11ドル
  NY日本領事館

しかし、これはあくまで、ソーシャル・セキュリティー・カード・センターの窓口の担当者が読めるようにするためのものです。

実際は、こちらが提出した英訳は使わず、機関側が英訳をするものだそうです。

なので、おそらく提出した英訳の書類は、必要ないと返されます。

それでも、窓口の人が、この日本語の書類を機関へ通しても良いものと判断するための資料として、必要です。

つまり、窓口の人のためのみの、英訳資料です。

恐らく英訳を担当者に提出すると、
英訳はこっちでやるから、いらないと言われます。

これは体験談ですが、婚姻届けを出した時、英訳はいらないと言われたので、
離婚届を出す事になった時、英訳を付けずに提出したら、受け取ってもらえなかったからです。

記載事項変更のフォームと一緒に提出

なので、記載事項変更のフォームに記入して、婚姻証明書と一緒に提出しました。

あらかじめフォームを印刷して記入して持っていくと、時間短縮になると思います。以下のリンクからダウンロード出来ます。
Social Security Card 記載事項変更フォーム

新しいソーシャルセキュリティー・カードの送り場所は、勤め先にしました。
自分の家はシェアハウスだったので、心配でそうしました。

2週間かかると言われて帰りました。

しかし、
2週間後、数日たっても、なんの連絡もないので、再度ソーシャルセキュリティー・カード・センターに行きました。

全く同じプロセス経て、担当の人に「まだ来ないんだけど」と言ったら、

SSオフィサー:「訳をこっちでするなら、どれくらいかかるか、分からないよ」

SSオフィサー:「まあ、最低3週間はかかるね」

私:「今から3週間?」

SSオフィサー:「そう」

私:『まじか!冗談でしょ!?』ってなりました。
   

3週間後、会社にちゃんとカードは届きました。

アメリカあるある:担当者によって言う事が違う

銀行や、政府機関、色々な機関で言える事ですが、
アメリカは担当者によって言う事が異なる事がよくあります。在米日本人の間では、あるあるです。
日本と違って、政府機関の制度がちゃんとしていないからです。

もしかしたら、私は運が悪かっただけかもしれません。
訳を付けて来いと言う担当者もいるかもしれません。

余談ですが、
アメリカ人って、結構我慢強いなっていつも思います。
世界の先進国でありながら、全くスケジュール管理などがちゃんとしてません。政府機関も、家の工事とか、インターネット設置などに、必要以上に時間がかかって、「担当者が今日は風邪だから今日は何もできない」とか日本ではありえない事がザラに起きます。

当たり前な事ですが、日本とアメリカは全く違う国で、制度も異なります。日本と違って、アメリカでのペーパーワークは色々なハードルが立ちはだかりますが、我慢強くやっていけば、目的は達成できると思います。頑張ってください

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